1月25日礼拝メッセージ「恵みと力に満ちたステパノ」要旨
「恵みと力に満ちたステパノ」(使徒行伝6章8節~15節)
人間は、普段穏やかな人でも、人から攻撃されたり、不当な中傷を受けたりすると腹が立って心が動揺するものです。
しかし、ステパノは憎しみと嘘の訴えの中に囲まれていながら、その心はまったく乱されることなく、その表情は御使いの顔のように見えたと言うのです。心から主に信頼し、本当に聖霊に満たされる時に、このようになれるというすばらしい例を示されたように思います。
聖霊に満たされたステパノは執事としての奉仕をしているときも、証や論争や、説教をしている時も常にあふれるばかりの知恵と信仰と恵みとに満ちていました。この後、ステパノは石で打たれて殺されることになるのですが、一見悲惨に見える彼の最期ですけれども、輝かしい結果を生むことになります。神のご計画は使徒行伝1章8節「 ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」にあるように、弟子たちが聖霊を受けて後、力を得て、エルサレムからユダヤ全国、そしてサマリヤおよび、地の果てにまで出て行って、主の証人となることでした。ところが、最初、使徒たちを始め信者たちは、エルサレムから地の果てを目指して出て行こうとはしませんでした。そこで、神様は、摂理の中にステパノの殉教を契機に、信徒たちをユダヤ全国に散らしてしまわれました。
結局、ステパノの殉教がユダヤ全国サマリヤ、および地の果てまで、福音の宣べ伝えられる契機となったのです。
しかも、彼の殉教の最大の実は、迫害者サウロ(後のパウロ)の回心でした。こうして、神のご計画は着々と進められていったのです。
「一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。」ヨハネによる福音書12章24節
この主のみことばの真実であることが、ステパノの生涯によって最も強く証明されたのです。
今朝、私たちは、ステパノの生涯を通して、自らのクリスチャンとしての生涯と奉仕とを反省させていただき、ステパノのように信仰と恵みと力に満たされるようにお祈りいたしましょう。
1月11日(日)礼拝メッセージ「祈りとみことば」要旨
「祈りのみことば」(使徒行伝6章1節~7節)
「災い転じて福となる」とか、「失敗は成功のもと」ということばも、古くからありますが、私たちクリスチャンは、「キリストにある勝利」を強調するあまり、究極の勝利に通じる道の途中で出会う数々の痛い経験のことをややもすると軽視しがちです。神様は、神様にとって手に負えない状況はないことを学ばせるために、私たちの手に余る状況にしばしば私たちを置かれます。
ゴリアテは、ダビデよりも強い兵士でした。しかし、ダビデは主にあって勝利しました。
ミデアン人はギデオンよりもはるかに優勢でした。しかし、主にあってギデオンが勝ったのです。
ガリラヤ湖を襲う突風は、弟子たちにとって手に余るものでした。
しかし、このような問題も、又私たちのどんな問題も神様にとっては、なにも手ごわいものではありません。
そして、私たちにとって、どうしても神様が必要であることを悟らせるために、神は、私たちの失敗や困難をお用いになるのです。失敗が成功の為に必要条件ではないにしても、もっと有意義な神様との関係をもつようになるステップとして、神様は私たちの失敗をお用いになることができるのでうs。私たちがたといどんなにみじめなひどい失敗をしたとしても、信じられない程豊かに神様は赦し、受け入れてくださるので、私たちは、神様のみ前で成功者になることができるのです。自分は失敗したと思う人が実は失敗者であり、自分は失敗したと思う人がむしろ真の成功者であることに気づかされます。
第一「失敗」と言い、「成功」と言いますが、これは何を基準にしているのでしょうか。クリスチャンであっても、私たちはしばしばこの世の標準で成功とか、失敗とか言っていることに注意をしなければなりません。「それだのに神は、知者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選び、有力な者を無力な者にするために、この世で身分の低い者や軽んじられている者、すなわち、無きに等しい者を、あえて選ばれたのである。」(コリント人への第一の手紙1章27節、28節) 神様を選び、神様の召しは、弱い人、無力な人、心の砕かれた人に対してなされます。従って、神様のみ前ではむしろ強い人が敗北し、弱い人が勝利を得るのです。パウロが言っているように、「私が弱い時にこそ、私は強いからです。」神様は、弱い人を受け止め、ご自身にあってその人を強くしてくださいます。これこそ、失敗が成功へのステップとなる理由です。




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